自分のパソコンで作成したブックを他のパソコンで起動すると、ぴったり1ページに印刷
できるように作ったものが、ページがはみ出したり、次のページの一部が入り込んだりして
印刷されることがあります。 プリンタの特性と関係があるのだそうですが、私の知識ではVBAでこれを回避するこ とができません。 そこで、ちょっと面倒ですが以下の手順で設定をお願いします(必須)。一度設定すると次からは設定する必要はありません。 1)「photinfo.xls」を開く。
3)1ページの印刷範囲が点線で表示されるので、その行数を確認。
60行の下に点線があれば何もしなくてOKです。
4)60行になっていない場合は、再度2の手順で「余白」を開く。 60行より多い位置に点線があるときは「余白」の上下の数値を0.2程度増や す。少ない位置にある場合は、0.2程度 減らす。 「フッターの値」は、用紙 の下からの位置を表します。「下」の数値よりも小さくなるように設定しておきます。 再度「OK」をクリックして「ページ設定」を 閉じます。 5)再度3)の確認をする。 点線が60行の下にくるまで、4)を繰り返します。
6)60行になったところで、「ファィル」−「上書き保存」を行った後、エクセルを終了する。 |
画像枚数 |
わがままな某部長から、建物や地目変更などの画像は枚数が少ないうえに、6枚配置の画像では小さいから大きくした画像を配置しろという命令があったので追加しました。 3枚配置、2枚配置の画像は業務とは関係ありません。うちの猫のモモでーす(笑)と長府功山寺の山門と本殿です。 |
配置調整 |
読み込まれた画像は、設定ファイルに登録されている点種の順にシートに配置されますが、例えば境界点の画像を遠景と近景の2枚撮影したとき、それ以前に配置された点種の画像が奇数枚のときは、左図のように配置されますが、「配置調整」の設定をすると右図のように空白画像を自動的に配置します。
この機能を使用するには、予め「BLANK.jpg」をこのphotinfo.xlsと同じフォルダに置いてください。BLANK.jpg ←ダウンロードしてください(右クリックで保存、でないと真っ白画面)。 |
ファイル名情報 |
「ファイル名情報」とは、ファイル名に含まれる情報という意味で仮に付けたもので、一 般名ではありません。 さて、皆さんはデジカメ画像を保存するときに、どのようなファィル名を付けてます?中には、デジカメが付けた、例えば「DSC00589.JPG」などの名前のまま保存している人もい
るのでしょうね(いらん世話か)。 このツールの機能を十分に発揮していただくため、画像を撮影または編集して保存す
るとき、以下のようなファイル名の付け方をしてください(ファイル名の付け方が分からな
い人は「窓」の入門書を参照のこと)。例えば筆界点等の画像の名称は、 以上の仕様で設定ファイルを作成してください。 この機能を利用するには、「使用」チェックボックスをオンにしてください。オンにしない場合は、「連合会仕様」です。 |
日付 |
「撮影日」「作成日」の表示を西暦にするか和暦にするかの選択です。え?和暦だけで いいじゃない?ごもっとも。 |
作成・撮影 |
「作成」「撮影」を一括して指定します。画像毎の指定ができませんので、混在している ときは、どちらか多い方を指定し、他は手動で変更してください。 ■または□をクリックすると反転します。フォーカスが当たっ
ているセルを反転させる場合は、一度フォーカスをはずす(他のセルをクリック)してから
再度反転させるセルをクリックしてください。 ところで、「作成」って何ですかね。CGなら作成だろうけど。作成(偽造とも言う)したらだめよ。 |
設定ファィル |
サンプルの「設定ファイル」を【ダウンロード】し、本プログラムと同じフォルダに保存してく
ださい(クリックするとファイルが開いてしまう場合は、右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」
なとで保存してください)。 以下の方法で開いてください。 このファイルは以下のような内容になっています。 適当な識別子に変更してください。 え?文字じゃわからん? はいはい。
これでわかるじゃろ。 設定ファイルを使用したらどうなるの? って?詳細はこちらをどうぞ。ま、使わなくても「連合会仕様」は満足してますけどね。 |
画像読込 |
「画像読込」のコマンドボタンをクリックすると、おなじみの「ファイルを開く」ダイアログボ ックスが表示されます。ここで、読み込むファイル名を選択します。 「ファイル名情報」を使用するにした場合、読み込まれた画像は、設定ファイルに登録されている順に配置されます。 読み込むファイル名をク リックすると「開く」ボタンを クリックしなくても画像を読 み込みます。 でも、それではどこぞの ツールと変わらないので、 このツールの目玉のひとつ 、連続ファイル読込をご紹 介します。
まず、読み込む画像が連続して表示さ
れている場合は、「CTRL」キーを押しなが
ら、先頭のファイル名をクリックします。
次に、読み込むファイル名が連続して並
んでいない場合の方法です。 これも「窓」の標準インターフェイスです。 「しまった、もう1枚読み込にゃいかんだ
った」というときは、再度「画像読込」をクリ
ックして読み込むか、「挿入」で読み込んでください。 「画像の説明」は上図のセルの結合部分(赤枠)にお願いします。色をつけなくても分かるでしょう。 お仕着せの様式では「摘要」となっていますが、ネットの辞書で調べると「
大切な箇所を抜き書きすること。また、その抜き書き」となっていました。 |
印刷 |
シートを印刷します。 フッターの開始番号を聞いてきますので、「調査報告書」の続きのページ番号を入力してください(デフォルトは5に設定してあります)。 「印刷」のボックスが開きますので、プリンタの種類等の設定を行い、「OK」をクリックしてください。念のためボックスの左下にあるプレビューで確認した方がいいかも。 |
保存 |
作成した画像情報のシートだけを保存します。上書き保存(「ファイル」−「上書き保存」)は絶対にしないでください。再度起動したときに「全削除」して再度上書き保存をすれば元に戻りますが、「読込」行った後に上書き保存をすると、再起動の際、不都合が生じる可能性があります。
予めこれを防止するには、以下の設定をしてください。
フォルダ内の「photinfo.xls」を右クリックし、「プロパティ」を選択(上図の左)。次に開いた窓の下部にある「読み取り専用」にチェックを入れ、「OK」をクリックし、上書き保存。これでお終い。 以後、「上書き保存」使用とすると警告が表示され、「名前を付けて保存」しかできなくなります。 「保存」をクリックすると、「名前を付けて保存」の窓が開きますので、適当なフォルダを選択し、保存してください。デフォルトのファイル名は「画像情報1」となっていますが、適当に変更しても構いません。 作成した画像情報の保存にご利用下さい。 |
削除 |
指定した画像を1枚削除します。なんで1枚かって?単に面倒だったからです。2枚配置、3枚配置の場合は簡単なのですが、6枚配置の場合、ポジションの管理が複雑なので止めました。 インターフェイスを変えました。「削除」ボタンをクリックして削除する画像の番号(画像資料NO)を入力するようにしていましたが、削除する画像をクリックしてから「削除」ボタンをクリックしてください。 削除されたスペースには以下の画像が移動します。 オートシェイプは移動しませんのでご注意。オートシェイプを利用するときは、画像の配置が完全に終わってから行ってください。 |
挿入 |
任意の位置に画像を1枚挿入します。なんで1枚かって?削除のときと同じ理由です、はい。
これもインターフェイスを変更しました(「削除」の項参照)。 挿入する位置の画像をクリックして「挿入」をクリックします。画像ファイルの選択窓が開きますので、挿入する画像を1枚選んでください。複数枚選択するとエラーになります。1枚だけ選ぶようにできないかって?「画像読込」と同じモジュールを使っているため、マルチセレクトをオンにしないとうまくいかなかったのです、はい。 オートシェイプは移動しませんのでご注意。できないことはないのですが、オートシェイプの管理が非常に面倒なので止めました。シートに張り付いているシェイプを四角とか楕円とかを全部拾い出し、その位置を取得。さらにどの画像の上にどのシェイプが載っているかをチェック。全シェイプを画像の移動に合わせて移動させる。ね、面倒でしょ。 |
差替 |
読み込んだ画像をフォルダ内の画像と差し替えます。
差し替える画像をクリックして「差替」をクリックします。窓が開きますので差し替える画像ファイルを選択します。 |
読込 |
「保存」で保存したブックを読み込みます。他のブックの読み込みはできません。 後日、何らかの理由で再編集が必要になったときにご利用下さい。 保存したシート(ブック)は絶対に改変しないでください。特に、画像の裏にこっそり隠してあるデータを変更すると、再度読み込んだときに不都合が生じます。 |
全消去 |
入力した全データを削除します。今まで読み込んだ画像、入力したデータが全て消えて無くなります。 |
終了 |
エクセルを終了します。データは保存されませんので、必要であれば予め「保存」しておいてください。 |